俯き仰ぐ人

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旅先にて記録した風景などのスナップ写真を陳列

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一足先に紅葉狩り(1)

静謐

F7.1 170mm SS1/60 ISO100

富山県 室堂にて 撮影日 2015.09.27】

立山を訪れるのは4回目。訪れた時期は夏と秋、半々の割合。

大阪を出たのが朝の6時。室堂へは午後2時過ぎに到着。

富山県側の立山黒部アルペンルート入口、立山駅から美女平駅までケーブルカーで登り、そこから1時間程度のバス移動。この間、あたりはガスっていて山の頂上を見上げると濃い雲が立ち込めている。こりゃ今回の旅はレインウェアとお友達になりそうだなと思っていた。

が、室堂駅に到着するや否や、霧は晴れ、絶好のハイキング日和と様変わり。

平地とは違いここは高原地帯。天候の変動が著しいにも関わらず、今回を含め、過去3回にわたり好天候という僥倖ぶりをまたもや発揮。

筆者はここ数年、旅にはまり、そして写真にはまり、貯金どころでは無いのだが、今年の旅先では今のところオール土砂降りという雨男ぶりだ。今旅もきっとそうに違いないと半分以上諦めモードだったが、天は私を見放さなかったようだ。

 

いつもは麓で宿をとるが、今回はみくりが池温泉というところで寝泊まりした。

というのも太陽が隠れる時間帯の室堂も満喫したかったからだ。また幸運な事に、宿では夕飯を済ませた頃合いになると、プロの写真家が無料の写真談話のようなものを催していた。連続した休みの日以外、写真への取組をしないサンデーフォトグラファーな僕にとって、プロと関わる機会など日頃無いに等しい。当日2週間前、急に旅に出ようと思い立った割には、上出来といっていいほどの充実ぶりなことか。