たまには呑んだくれてみる。(宮津・伊根)
お久しぶりです。ストレートに書くと、更新意欲が湧きませんでした。
前記事からの旅の足跡をざっくり書くと、
11月に北海道、京都。12月は仕事人間。1月は友人と初詣に行ったかなというレベルです。
今回、美味しい海の幸が食べたくて、日本海まで繰り出してみることにしました。
目的地は京都の伊根町。
伊根といえば舟屋。
海に面した家屋がそのまま舟のガレージとなっています。これが舟屋というやつです。
またこの集落には造り酒屋で老舗の向井酒造さんもまた有名。そしてここの造り酒屋さん、国内でも珍しい女性の杜氏なのです。
てな事がガイドブックなどに掲載されていますが、杜氏ってなんやねんと、調べると、酒を作る職人さんの事らしいですね。
だいいち「杜氏(とうじ、とじ)」の読み方がわからなくて、どう読めばいいのか、ってところから調べるはめに。
基本的に旅の道中、私は呑んだくれたいので、移動は電車とバスです。
また件の北海道旅行の折にスピード違反で捕まり、しばらくは車を控えています。
そこで乗換をして、宮津駅で下車。そこからはバスです。「伊根」停留所で下車。
1時間ほどバスに揺られます。
バスは混雑する街中を走るわけではなく、京都市内のような交通渋滞もありません。
ほぼ時刻表通りに運行がなされています。(第一ほとんど人乗らないし。)
▲今回の見どころ
泊まった宿に関しては別記事で書こうかと思います。
いつも食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れてしまうのですが今回も例に漏れずです。
①まずは富田屋さんから。
駅を出るとお店が見えます。徒歩1分圏内。
あらかじめ地元でも評判が良いという事で伺ってみました。
この日は生憎の天気にも関わらず、11時半ぐらいに行くと外には長い行列が出来ていました。次の日も訪れましたが、15時にも関わらず順番待ちの列が・・・。それだけ人気店です。
順番待ちの際には、入口付近にあるノートに自分の名前を書き込んでいきます
まあ勝手がわからず少しオロオロしたのは言うまでもなく。
メニューは席にもあります。が、本当のメインは黒板に書かれた一品料理です。
しかし見たところ、黒板は店内の一箇所にしかありません。また店内は非常に混雑しているので、メニューを確認するのが煩わしい部分も多少あります。ですが美味しいです。
この日、注文したのは、刺身定食、白子の天ぷら、太刀魚の塩焼き、日本酒。次の日にもう一度立ち寄り、小タイの塩焼き、アワビのバター焼き。なんせ安い。
自分の好きな魚が食べたくて注文した節があり、宮津まで来て勿体無い注文をしていたかもしれません。今考えると、のどぐろの煮付けとか注文すればよかったなと思います。
刺身定食はまあ無難な感じで可もなく不可もなくといったボリューム。
適当に冷の地酒を注文しましたが、銘柄までは特定できず。
ですが、1合で250円ぐらいでしたかね。安いです。
安酒に良くある後味の悪さも無く、良いお酒だったんじゃないかな、と。
もし日本海まで出てくる用事がなくともリピートしてみたいですね。そしてどんな一品料理があるのか、きちんとこの目で確かめたいところです。
②向井酒造さん
「伊根」停留所から徒歩2分ほどのところにあります。
このあたりも携帯の電波は飛んでるので、google mapで確認することは可能です。
安心してください、飛んでますよ!
海側は酒蔵。山側には恐らく母屋、兼、店舗、兼、事務所といったところでしょうか。中に入ると、酒粕や日本酒が並べられてあります。
日本酒の瓶の前には、それとなく置かれた何かの蓋と、その下には使用済みと思しき蓋達が転がっています。
(これは意味深!?)
しばらく蓋と対峙していると、それを見兼ねた店員さん(今思えば杜氏さんらしき方)から試飲しても良いとのお声がかかり、内心舞い上がりました。
覚えておいてください。ここは試飲可です。
昼間に1合サイズを飲んでいて、舌先が多少バカになっていたかもしれませんがそんなのお構いなし。
さっそく6種類程度のお酒を飲み比べ。
特に印象に残ったのは、ここの目玉商品の一つである「伊根満開」という日本酒。
酸味が強いとは聞いてましたが、確かにインパクトはありました。
ですが個人的に好みではなかったので、別の種類の生酒を晩酌用に購入。
しかしこの店員さん、お話をしてみると大変気さくな方でした。
しかも私が晩酌用に購入したお酒も、本来ここには用意していないサイズを希望したのですが、即席で、旅の通りすがり客に過ぎない私の要望にあわせて用意してくださったのです。たいへん好印象。
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海に最も近い酒蔵としても有名なようです。
つーか、ブログの更新の仕方忘れてたわ。